陰陽姫 闇の果てに待つのは…



飛「無駄だ。私はお前達の風を奪った。」

【風だと?】

飛「動くと風を生むだろ。それは生き物が動くと絶対に生じる自然現象。私は今、お前達のその自然現象を"奪った"のだ。」

クイッと指先を上に上げると妖達も浮かび上がる。

飛「つまり、お前達の風を奪った私が返さない限り動けない。」

ニコッと笑ってバサリと羽根を広げる。

【や、やめろやめろやめろー!!】

飛「"羽槍"!!」

バサリと一度だけ強く羽ばたくと沢山の羽根が槍の如く妖達に刺さった。

ギャアァァァ

蓮「ちゃんと片付けないと、コイツらを餌に他にも妖来ちゃうね?」

手を突きだし力を込める蓮。すると、手に妖気が溜まる。

蓮「"業火 蒼炎"(ゴウカ ソウエン)!」

物凄い高温の炎が妖達を焼き払い、骨も残さず消えた。