陰陽姫 闇の果てに待つのは…



翠「わかった。
"我が身に封じられし力よ。神木 翠の名のもとに許可する。解放せよ。"」

スゥと風を身体の奥から感じ、白棹に移される。

白【…スー…ハー…うむ、上々だ!】

深呼吸して身体に自分の妖力を馴染ませ満足そうに笑った。

白【"百鬼眼"(ヒャッキガン)!】

そして白棹は床にバンッと手を付いた。

拓「白棹は何をしているの?」

翠「今、学校中を百の眼で見ている。調べものがあるときはこの技は便利や。」

白【…妙だ、校内に人の気配がない。どこに行った?】

あっちこっち探しているのだろう。白棹の眼が忙しなく動いている。

白【む、いた!中庭に集まっている!】

翠「やはり中庭か。白棹、龍脈の封印場所は分かる?」

封印は祠などが建てられている事が多い。それさえ見付けられれば…