陰陽姫 闇の果てに待つのは…



ギュッと阿部先生の服を掴む。

翠「私は付いて行きます。貴方がどんなに反対しても貴方を1人で行かせません!」

賢「…仇を討つためか?」

翠「そんなもの、両親は望んでへん。だけど、私は貴方を失いたくない。ただ…それだけです。」

目を見詰め訴えると困惑した阿部先生がいた。

白【1人で抱えるには、ちと重すぎるな。我の力も必要だろ?】

ポンッと阿部先生の背中を叩き笑う白棹。

白【安心するがよい。こやつらは我が護ろう。】

賢「連れていく気か!?」

白【何を言うても聞かぬよ。それはもうわかりきっている。】

目を向けると頷く4人。

翠「もうすぐ逢魔が刻や。妖も出てきてまうな。2人とも、これあげるわ。」

そう言って出したのは沢山の札。

拓「これ、翠がこの間妖に投げてたやつ?」

翠「そう。ちょっと待ってな。」

翠は札に額を当て、念じる。すると、ほんのり光だした。