陰陽姫 闇の果てに待つのは…



賢「ああ、アイツは俺が追っていた妖だ。これからは俺が1人でやるからお前達は逃げろ。」

龍「1人でって、操られた生徒達はどうすんだよ。何してくるかわかんねぇだろ?」

飛「私も同感です。貴方がいくら優秀な陰陽師でも、一般人がいては危険ではありませんか?」

賢「お前らはアイツがどれ程危険か知らないから」

詰め寄る彼らに阿部先生は困ったように手を振っている。

賢「おい翠!お前からもコイツらに言ってくれ!」

翠「……邪神。」

ビクン

翠の呟きに阿部先生は驚いている。

翠「邪神、荒神とも言いますね。奴は15年前、私の両親を殺した…そうでしょう?」

拓・龍・飛・蓮・白「!?」

賢「…どうして…」

翠「…私は奴と一度会ったことがあると言われました。15年前に私が傷をつけただけで退治してない妖はソイツだけや。」