陰陽姫 闇の果てに待つのは…



ダッ

翠「…くっ!」

目の前に1人の男子生徒が翠を捕まえようとするが
それを危うく避けて男子生徒は積まれた机に突っ込んでしまった。

しかし、すぐに別の男子生徒が翠を襲う。

翠「くっ!あんたらええ加減にせい!!」

伸びてきた手を掴み、そのままグルンと床に叩き付ける。

ガタン

「ガハッ!」

苦痛の声が聞こえたが構ってられない。次から次と沢山の手が翠に伸びるのだ。

翠「クソッ、キリがな…
……!?……しまっ…」

ドクンと身体が脈を打つ。直後、激痛が全身に走った。呪いが発動してしまったのだ。

数歩歩き、片膝をつく。必死に胸を押さえ、落ち着かせるが、そんな翠を待っていてくれる筈もなく、沢山の手が翠の手足にまとわりついて翠は胴上げされるように仰向けに持ち上げられてしまった。