陰陽姫 闇の果てに待つのは…



「翠ー!!」

ガシャーン

ビクッ

翠「ビ、ビックリした…」

盛大な音がして振り返ると、ドアが倒れていた。

拓「翠、大丈夫!?」

クイッと眼鏡を押して顔を覗かしたのは拓海だった。

翠「拓海、来てくれたんや。つか盛大にドア壊しよって…」

拓「い、急いでたんだもん。」

翠「ありがとう。白棹は…って、え?あれ?何で拓海ここがわかったん?」

てっきり白棹が呼んできてくれたと思ったが拓海と龍之介には妖は見えないよう術をかけている。白棹が実体化するとは考えられないし…

拓「ん?ああ、クラスの女子に問い詰めた。」

ニコッと屈託なく笑う拓海。

翠「よう口割ったなぁ?」

拓「翠がどこにいるか教えてくれたらキスしてあげるって言ったら教えてくれた!」

翠「したんかい。」

ベシッと突っ込む。