翠「兄様程の方が手こずるなんて…
一体、どんな妖なのですか?」
ジジ様の話では阿部家は優秀な陰陽師の一族で阿部 賢人も相当な腕前を持つと言っていた。
だが、陰陽師と言っても、一族ごとで流儀が違ったりする。それ故、一族が陰陽師でも違う一族の流儀を学ぼうと、兄様のように弟子入りするのは珍しい事ではない。
賢「奴を甘く見ない方がいい。関係あるかわからないが、ソイツを見失ってから妖が出始めている。お前は危ないから今回は手を引いて…」
翠「ま、待って下さい!私があの頃のままやと思ってへん!?これでも陰陽師です!覚悟は出来ているしこれは私のお役目や!危険やから退く理由はありません!」
賢「だからって、無理に進めて命を落としたらどうする!やり直しはきかないんだぞ!」


