陰陽姫 闇の果てに待つのは…



賢「基本、気は口から取り込むだろ?
んで、男と女なら男の方が陽の気は多い。お前に俺の陽の気を入れて傷を治すから口移しでやるしかないの!」

淡々と説明する阿部先生に唖然とする。彼は好きでもない人にキスをする事に抵抗は無いのだろうか?

翠「あ、兄様は平気なん?好きでもない人にキ、キスなんて…」

賢「……別に平気じゃねーよ。男相手なら同じ状況でも絶対やんねぇ。」

翠「……つまり、女性なら喜んでやると」

賢「言ってねぇ。」

ベシッと叩かれた。

賢「お前は…まぁ、可愛い妹みたいなもんだしな。この15年会えなかったがそれは変わらない。」

翠「そうや!この15年一体どこで何をされてたんですか!?ジジ様にあるお役目の最中、命を落としたと」

お役目に行ってくると頭を撫で出ていったきり帰ってこない兄様を心配してジジ様に聞いたら、返ってきた答えがそれだった。