陰陽姫 闇の果てに待つのは…



蓮「危険を察知したって言っても翠ちゃんがひどく疲れてるってわかっただけなんだ。だから何か手伝えないかなって。
なのに驚いたよ。学校に着いたら目の前に拓海と龍之介がいたんだもん。」

2人は慌てて追いかけ、妖の気配を察知し気付かれる前に帰そうとしたらしい。
結果、失敗だったが…


翠「成る程、烏山君と樟葉君は橘君と伊吹君を護ってくれたんだ。ありがとうね。」

いつの間にか翠が壁によしかかりこちらを見ていた。しかし、その格好は…

拓・龍・飛・蓮「!!!////」

白【……何故、服を着ておらぬ。】

そう、翠はバスタオル一枚なのだ。

翠「服を持って行くの忘れてたんや。大体話し終わったん?」

白【ああ。そんな事より早く着替えぬか!破廉恥な奴め!】

グイグイと背中を押す白棹に対し翠は不思議そうに首を傾げる。