陰陽姫 闇の果てに待つのは…



拓海「ま、まぁまぁ!龍之介もあれからメチャクチャ反省していたから!」

慌ててフォローする拓海。

白【フン。ところで貴様ら何故学校に来たのだ?】

拓「あ、えっと俺がケータイ忘れて龍之介が付いてきてくれたんだ。」

白棹が話題を変えてくれた事にホッとしながら拓海が答える。

飛「私達は彼女の式だ。主の危険を察知し、自然と学校に向かっていた。」

飛鳥の説明に目を見開く3人。しかし、白棹は先日の事を思い出した。

白【そうか、この間翠は貴様らに護符文字を書いたのだったな。】

先日、拓海と龍之介の家、"ヒマワリの家"に行った際結界の効力を消すため翠は2人を仮の式として護符文字を書いた。
あの時解除するのを忘れていたのだ。