「はぁ‥はぁ」
「少ししか走ってねーのに。体力ねーなあ、ほのかは。」

息がきれて床に膝をつく僕を見てしゅんが言う。

「大丈夫か?」

大丈夫じゃないよ!
しゅんが無理矢理走らせるから!しかも超足速いよ!

「大丈夫じゃない。」
「何?すねてるの?」
「別にすねてないもん。」

しゅんは、にやっと笑った。
「じゃあ、ちゅーしてやるから機嫌直して?」

なっ なんでそうなるの!
そう思った時にはもう遅くて‥唇が重なった。

「っ‥はぁ‥やっ」
「嫌じゃないだろ。体は反応してるし。ほら」
「あっ‥ん‥」

しゅんが僕のスカートの中に手を入れる。

やばい。今日こそやばい。
「ごめん、止められねェ」

しゅんが自分の舌を僕の舌に絡ませる。