3つのナイトメアー



無駄づかいだわ」


「麻衣さんって、すごく美人で洗練されてるんですもの。とっても似合って


ましたよ。こんなセレブな服、麻衣さんだから着こなせるんですよ。私なん


か、とてもとても」


「そうお、嬉しいわ。こちらこそ、付き合ってもらってごめんなさいね」


 誉め方が少しオーバー過ぎたかと思ったが、麻衣が思いのほか喜んでくれ


たことに、美樹自身も嬉しくなった。


「いいえ、こんな素敵な所に誘ってもらって、とても楽しかったです。一生


の思い出になりそう」


「まあ、美樹さんったら、殺し文句がお上手ね」


 くくっと笑う麻衣は、年齢など超越した妖精のようで、美樹は本当にこの


人が好きだと思った。