3つのナイトメアー



の顔を、両手で包みこんで無理に自分の方に向けようとしている。手に込め


られた力が、どんどん強くなっているわ。パパは、あれをしようとしている


んだ。嫌な予感がして、恐る恐る目を開けると、いつの間にか裸になってい


たパパの下腹がいきなり飛び込んできたわ。さっき、エグジャイルのギリシ


ャ彫刻のような引き締まったボディーを見た後だったから、パパの幾重にも


弛んだ脂肪まみれの下腹が、よけい醜くく感じられたわ。


「お前は、なんて可愛いんだ」


 そう言いながら、あたしの上に重なってきたわ。そんなにあたしのことが


可愛いのなら、昼間にカードで好きなだけお洋服を買わせて欲しいわよ。昼


は亜弓のことばかり可愛がるくせに、夜だけあたしのことが可愛いなんて、


矛盾してるわ。夜、可愛くなくて結構よ! 疲れてるんだから眠らせて欲し


いわ。だけど、可愛いの後に続くこれ、どうしても慣れない。パパは嬉しそ


うだけど、あたしはちっとも嬉