で、でれでれしてるじゃないの。馬鹿馬鹿しくなったあたしは、さっさと自
分の部屋に入って、テレビのDVDのリモコンを付けたわ。
いつでも見られるように、あらかじめカセットをセットしてあるのよ。肉
体派ボーカルダンスユニットのエグジャイルが、筋骨隆々とした体で画面一
杯に躍っている姿が目に飛び込んだわ。これから見たら、亜弓の好きなデニ
ーズなんて子供の集団よ。大好きなお買い物が思うように出来なくなったあ
たしにとって、エグジャイルを鑑賞するのがストレス発散なの。あたしは、
時間が経つのも忘れて、セクシーな彼らに見惚れていたわ。
突然、背後に人の気配を感じて振り向くと、いつの間にか夕食を終えたパ
パが、目をギラギラさせてそんなあたしをじっと見つめていたわ。その後、
信じられないことが起こったの。
「そんな連中に熱を上げる年齢じゃないだろう!」
