桜がはらりと私の頬にくっついた。 私、桜田遥菜[サクラダハルナ] このたび中学生になりましたっ!!! 中学生になったら、 いろんな恋するのがうちの夢かなっ!!! 私は鼻唄混じりでクラスに向かった 「私のクラスは・・・四組か! 知ってる子少ないな・・・」 私がテンションさげながら クラスに向かってると チビが横を堂々と通りすぎた。 これが私と直樹の出会いだった。