何...今の。

あたしと...

陵と...

秋穂...?

ズキズキズキ...

だめだ...

思い出せない...

あたしはもう、25mを泳ぎ切れそうだった。

水の中にも関わらず見えた映像によって、

あたしは、そのまま意識を手放してしまう...

「美雨!?

 おい!!

 しっかりしろ!!」

陵...?

一番初めに、異変に気付いてくれた陵。

「美雨!!!!!

 しっかりして!!

 美雨~~!!!!!」

秋穂...?

いつも心配ばっかりかけて...

ごめ...んね...


ここで、あたしはもう意識を手放した__