現実はそう甘くはなかった。

覚えたはずの

顔。

名前。

場所。

最近、よく忘れるように

なってしまった。

支えてくれてた家族の事も

支えてくれてた秋穂の事も陵の事も

忘れてしまう。

自分でも分からない。

ただ、それが怖くて仕方ない。