「お待たせーっ!!」 ついに二人の前に出てしまった。 あぁやばい。恥ずかしいし、 こんなに化粧もしてるし絶対 ひかれる! 恐る恐る目を開くと、 結城は黙ってこっちを見てた。 あぁ。ひかれた。終わりだーー 「きゃっ!」 結城があたしの腕を引っ張って 歩いていく。