「とりあえず…、おろしたら??」




そう言ったら、雪はそっとソファーにおろした。



顔を見てみれば、汗をかいて辛そうだ…



額に手をおくと…




「熱っ!!」




絶対、熱あんだろ…。




「…、どないする??」



「空き部屋にベッドあったよな…
そこに連れてこーか。」



背中と膝の下に腕を入れ、持ち上げる。




「……!?」



「どないしたん??」



「…、軽すぎねぇか??」



「やっぱり、そうやんなぁ~…。」




雪も思ってたか…



異常なくらい軽すぎる。



人間って寝ると、力が抜けて重くなるもんだよな…



どーゆう事だ、これは。