拾い上げてみると上山田先生の例の日記・・・
落ちた衝撃で開いていたページには草書体でこんなことが書かれていた。
「7/15 今日は松下先生とトランプをしました。僕はババ抜きしか知らなかったのですが、松下先生が大富豪を教えてくれました。この世にこんなに楽しい遊びがあるなんて!一人暮らしの時はまゆゆを見るのが唯一の幸せだったのですが、今は松下先生といることができれば他に何もいりません。松下先生の猫背までもが愛おしいです。」
「7/16 松下先生と佐藤先生が一緒にいる光景を見ると胸が痛くて痛くて。僕は男だから男を好きになってはいけないのに。今こうやって部屋で日記を書いていても松下先生に会いたくて会いたくて体が震えます。おでこを蚊にさされたのでムヒを塗ってもらうのを口実に今、会いにゆきます。」
俺の体はいつの間にか震えていた。
まさかと思って自己紹介のページを開くと、好きな人の欄に丁寧に2Bの鉛筆で「松下先生」と書かれていた。
思わず涙があふれた。
やはり上山田先生は、俺のことが好きだった。
落ちた衝撃で開いていたページには草書体でこんなことが書かれていた。
「7/15 今日は松下先生とトランプをしました。僕はババ抜きしか知らなかったのですが、松下先生が大富豪を教えてくれました。この世にこんなに楽しい遊びがあるなんて!一人暮らしの時はまゆゆを見るのが唯一の幸せだったのですが、今は松下先生といることができれば他に何もいりません。松下先生の猫背までもが愛おしいです。」
「7/16 松下先生と佐藤先生が一緒にいる光景を見ると胸が痛くて痛くて。僕は男だから男を好きになってはいけないのに。今こうやって部屋で日記を書いていても松下先生に会いたくて会いたくて体が震えます。おでこを蚊にさされたのでムヒを塗ってもらうのを口実に今、会いにゆきます。」
俺の体はいつの間にか震えていた。
まさかと思って自己紹介のページを開くと、好きな人の欄に丁寧に2Bの鉛筆で「松下先生」と書かれていた。
思わず涙があふれた。
やはり上山田先生は、俺のことが好きだった。

