僕の微笑みにタジタジなのかヨシ江さんは恥ずかしそうにうつむきました。
「あのね・・・お母さんが病気で・・・」
「それは可哀相に」
「それで・・・お金が必要なの。」
「お金が。」
ヨシ江さんの目には涙が浮かんでいます。
「友達の中ではさとし君が一番お金もってそうだし・・・それに私の初恋の人でもあるから・・・」
Oh My Got.
まさかの告白に僕の胸はどっきんどっきんしました。
こんな可愛い子に好かれていたなんて・・・もっと早く告白してくれればよかったのに。僕の隣はいつでも空いていたから。
「それで、いくらいるのですか?」
「350万円・・・」
「・・・・」
僕は平静を装っていいましたが、体から冷や汗がまた出てきました。
350万円・・・僕の年収並です。貯金はかなりありますがこれからAKBや少女時代に費やそうと思っていたのに・・・
「やっぱり・・・ダメだよね?」
ヨシ江さんは作り笑いをしています。
こんな綺麗な人を泣かせていいのだろうか?答えはNoです。僕を愛してくれている唯一の人を泣かせていいのだろうか?答えはNoです。僕は決心しました。この人にお金を貸してあげよう。
「大丈夫です。全然。かしますよ」
「本当に!?」
ヨシ江さんの顔はパッと明るくなりました。
「君には・・・笑っていて欲しいから・・・」
「さとし君!大好きっ」
ヨシ江さんは僕の頬にキスをすると、帰って行きました。
お話でもしようと思っていたのに・・・

