松田先生が誰とどこにいようと僕には関係ないことです。
だけど僕は気付くと職員室から出ていく二人の後をついていっていました。
こないだコンピュータールームでヤっていたことを、またヤるのでしょうか?
六分の恐怖と四分の好奇心で、僕はそっと二人の後を追いました。
すると二人は屋上に上がって行っているようです。
松田先生より前を歩く佐藤先生のスカートの中が丸見えです。
いつもは長くて汚らしいスカートをはいているのですが、今日はやけに短いスカートです。それでも汚いのには変わりないですが。
屋上につくと、二人はさらに人目につかないようなところへと移動しました。僕は体が小さいことを有効活用して、隙間から彼らを覗きます。
佐藤先生はいきなり立ち止まると振り返って松田先生を抱きしめました。
「・・・松田先生・・・私、あなたの事が好きなの。こないだの夜は松田先生と一つになれなくてすごく残念だったわ。お願いだから・・・私と付き合ってくれないかしら?」
Oh My God.
僕は見てはいけないものを見てしまったようです。しかし、僕の足は地面にへばりついたまま離れません。
「佐藤先生・・・」
明らかに松田先生は戸惑っていました。松田先生は、佐藤先生の事をどう思っているのでしょうか?佐藤先生は僕より年だし、肌もしわくちゃ。汚い服と下着を身にまとっていてどう考えても僕より不潔です。だけど、佐藤先生は女です。少なからず僕よりも可能性はあるでしょう・・・
その時、佐藤先生が松田先生を押し倒しました。
松田先生の上に佐藤先生が四つん這いになって覆いかぶさっています。屋上に強い風が吹いて佐藤先生のスカートがめくれました。今日のパンツの色は、からし色でした。
僕はその後、何が行われるかだいたい予想がつきました。僕はこれ以上みていられなくなって屋上から逃げ出しました。

