とりあえず、横で動物性脂が俺の事を睨んでくるから上山田先生の腕を引っ張って外に連れ出した。上山田先生の腕もカノコと同じぐらいベタベタしていたが、こっちは植物性脂のように綺麗なべっとりさだった。
「カノコ先生にあんな冷たい態度して、大丈夫なんですか?」
「俺、カノコさんあんま好きじゃないんすよ。ってか、テカテカしてんのとか無理だし。」
そういうと上山田先生は落ち込んだように下を向いた。あ、もしかして自分もテカテカなの気にしてるのかな。上山田先生は植物性脂だから嫌いじゃないですって言ってあげたかったけど、落ち込んでる姿があまりにも可愛かったから言わないでおいた。
「どこへ行くんですか?」
「特に決まってないです。…行くあてもないし、とりあえずコンピュータールームにきますか?俺が一番落ち着く場所なんすよ。」
「別にかまわないですが」
上山田先生をコンピュータールームに誘ったのにはわけがあった。俺はこの学校の教師で特に仲が良い人はいないし、情報の教師は俺だけだからコンピュータールームに他の先生が来ることはなかった。来るとしたら佐藤さんぐらいだ。佐藤さんには冷たくしといたからしばらくはこないだろう。防音設備もばっちりだし・・・好きなように上山田先生で遊べるわけだ。
ふと下をみると、上山田先生の足が俺より全然小さいことに気付いた。俺の脚は26なんだけど上山田先生の足は・・・23ぐらいしかなさそうだ。さっきから小走りでついてきてるのが可哀相だから俺は歩調を合わせてあげた。こんなことしたのは、最後に彼女がいたころ・・・だいたい2年前ぐらいだ。あ、なんで俺彼女にするようなこと上山田先生にやってるんだろう・・・
「カノコ先生にあんな冷たい態度して、大丈夫なんですか?」
「俺、カノコさんあんま好きじゃないんすよ。ってか、テカテカしてんのとか無理だし。」
そういうと上山田先生は落ち込んだように下を向いた。あ、もしかして自分もテカテカなの気にしてるのかな。上山田先生は植物性脂だから嫌いじゃないですって言ってあげたかったけど、落ち込んでる姿があまりにも可愛かったから言わないでおいた。
「どこへ行くんですか?」
「特に決まってないです。…行くあてもないし、とりあえずコンピュータールームにきますか?俺が一番落ち着く場所なんすよ。」
「別にかまわないですが」
上山田先生をコンピュータールームに誘ったのにはわけがあった。俺はこの学校の教師で特に仲が良い人はいないし、情報の教師は俺だけだからコンピュータールームに他の先生が来ることはなかった。来るとしたら佐藤さんぐらいだ。佐藤さんには冷たくしといたからしばらくはこないだろう。防音設備もばっちりだし・・・好きなように上山田先生で遊べるわけだ。
ふと下をみると、上山田先生の足が俺より全然小さいことに気付いた。俺の脚は26なんだけど上山田先生の足は・・・23ぐらいしかなさそうだ。さっきから小走りでついてきてるのが可哀相だから俺は歩調を合わせてあげた。こんなことしたのは、最後に彼女がいたころ・・・だいたい2年前ぐらいだ。あ、なんで俺彼女にするようなこと上山田先生にやってるんだろう・・・

