「おはよう!」

『おはよう。』

今日もまた、

いつもと同じ平和な時間が始まる。

と、

思っていたのに。

現実は、

違った。

朝に現れたのは、

琉希。

琉希という生き物は、

自分は吸血鬼で年をとらないと言った。

「なぁ、瑞姫。」

『変人!不審者!しゃべりかけないでくれる?』

いきなり意味が分からないコト言ってきたんだし、

間違ってないよね。

『吸血鬼なんていないの!

 あんたバカ?

 あたし学校あるんだけど。』