「おまたせしましたー。ビターチョコレートとイチゴミルクです。スプーンはあちらにありますのでー」
店員からアイスを受け取り、和泉たちが待つところへと向かった。
「そろそろ始まるっぽいから急げよ」
「あ、ごめんごめん」
映画館の中は暗くて落ち着く。
真ん中あたりのいい位置に4人で並んで座った。
「うわーアイスいいなあ。俺も頼めば良かった」
「やめろよ、おまえまで喰ったら俺だけ仲間外れじゃん」
「小鳥遊ー、こいつ相当ヘコんでったぞ。アイス喰えないだけで。乙女かっつーの」
「うっせえ!あのアイス喰ってみてえんだよー」
「今度来たら喰おうな。なっなっ、俺イチゴミルク喰うからカブらせるなよ」
イチゴミルクとか和泉、あんたも相当乙女だっつーの。

