『恋人みたいに見せつけられるこっちの身にもなってみてよ!』
そっちの身になんてなれないと思うけど。
あたし別に千昭のこと、そんな目で見てないし。
柚紗も完全に困っていた。
ああ、もう。本当にキレそう。
告りたいなら、勝手に告ればいいじゃん。
言っておくけど、あんたみたいな子、千昭は大嫌いだよ。
思わず言ってしまったその言葉は、その子を泣かせた。
『あんた本当にありえない!泣かせるなんてひどいよ!』
ごめんね、つい口が滑っちゃった。
柚紗、行こう。昼休み終わっちゃう。
その子らを残し、柚紗の手をひいてその場から離れた。

