「駄目だったっぽい」 「そっか、残念だったね」 「数学と英語はやっぱ無理だーあっ!」 「アイスは……とりあえずお預けだね」 そういうと千昭は残念そうな顔をして、そうだなと笑った。 なんでかわかんないけど、あたしも残念だよ。 「でも、まだ順位きてねえからわかんねえぞ!」 「あーはいはい、わかってるから」 スポーツバックからグローブとボール。 キャッチボールをしよう、その言葉はなくても自然とやり始める。