「へぇ~じゃあ今どこに住んでるの?」
どこに住んでるってなんで知りたいんだよ…
俺の過去…と、同じことになりたくない…
でも、菜々子と兄貴があわなければいいんだ。
てか、過去の事なんて忘れよう。
そうだ、質問。
「歩いて30分ぐらいの所に住んでる、まあなんて言っていいかわからないけど」
「へぇ~そうなんだ。じゃあ次は、海の夢ってなに?」
「俺の夢はもちろん、サッカー選手。あとは、お嫁さん作ってしあわせな家庭を作ることかな。」
「へぇーなんかいいね。」
ねぇ、菜々子わかってるか?
俺はお前と作りたいんだよ。
多分、菜々子はわかってないと思うけど…
てか、菜々子の夢はなんだ?
もしかして、菜々子も旦那もらって幸せな家庭作ることかな。
まあ、ないと思うけど…
まあ、聞いてみるか。
「菜々子の夢ってなんだ? 」
「私の夢か…う~ん、幼稚園の先生かな。」

