「俺の親は、会社を経営してる。 」
「えっ凄いね。じゃあ海は将来会社つぐの」
「俺は継がない…てか俺兄貴いるし」
へぇ~海ってお兄さんいるんだ。
「そうなんだ、私の親も会社やってるんだ。でも、私もお兄ちゃんいるから、つがなくてすむんだ。」
「じゃあ、おたがい気楽に生きれるんだな。」
「うん、私海のこともっとしりたくなっちゃった。」
「いいぞ。」
気になってきちゃった。
海のお兄さんのこととか、お父さん達のこととか、とにかく、色んなこと知りたい。
う~ん、とりあえず。
「お兄さん何歳?」
「兄貴か、今21歳。」
「へぇ~じゃあ、今どこに住んでるの?」
「今、歩きで30ぐらいのところかな、まあ何て言っていいかわからない。」
私の家と意外に近いんだ。
「じゃあ、次は~海の将来の夢は?」
「それはもちろんサッカー選手かな…あとお嫁さん作って幸せな家庭を作ること。」
「へぇ~なんか、いいね。」
「じゃあ逆に聞くけど、お前の将来の夢は?」
私っ!私のしょうらいの夢か…
「う~ん~なんだろう~、私の夢は…幼稚園の先生かな。」
「幼稚園の先生か~いいな、なんか菜々子に似合ってる。」

