やっぱりわたし…彼氏とか合わないのかな…
と変なことをおもってたら未来に声をかけられた。
「ねぇー菜々子、真中くんが読んでるよ。」
えっ海がよんでるって、噂のこと聞かれるのかな…
迷惑だよね…こんなわたしと噂になって。
「うん…今いく。」
何か本当にどうしよう…
そうだ！すぐに謝ろう。
よし、どんどんちかずいてきた。
「あの、ごめん！！！！」
「…えっなんのこと？」
「だから噂になったこと。」
「あ～噂ね。俺は嬉しかったけどな～噂になってくれて。」
「なっなんで嬉しいの？」
「それは、俺一応菜々子の事がすきだから。噂になったら、その辺の男子が近寄ってこないし。」
「…あ～そういうことね。ってなに私なっとくしてるのよ！」
「…」
「なに独り言言ってるの？そうだ！俺が聞きたかったことは菜々子に彼氏ができたとかいう噂があったから、聞きにきた。」
「あ～彼氏ね～あれ本当だよ。私彼氏できたんだ。ごめんね、海…私海とは付き合えない。」
「あ…そうか、よかったな彼氏出来て。俺もこれでやっと吹っ切れたよ。そうだ、最後にもう一回デートしないか？」
「…うん、いいよ。最後ね。」
「ありがとう。今度は菜々子が好きなところでいいよ。」
「じゃあ、遊園地いかない ？」
「いいよ。じゃあこんどの土曜日。前の場所で」
「うん、ばいばい。」
