青空ホイッスル


「いや~なんか、菜々子のファングラブのやつらが、見かけて噂にしたらしい。」

「っってか、なに、その私のファングラブってのは?」

「その名のとうり、菜々子の事が好きな人が集まるグラブ。ちなみに私も会員だから。」

「へ~ありがとうって、でなんでそんなのできてんの?」

「知らないわよ。自動的につくられたな」

もう、何よ私のファングラブって。

なんか、また問題が発生したし。

「も~みんな、なんなのよ。なんでこんなに問題が発生するのよ。」


「まあまあ菜々子落ち着いて。」

「ごっごめん。落ち着く。」

「てかさ、私聞いちゃったんだけど、なんか、ファングラブのやつらが、有利の学校にいこうって話してたよ。」


「それってやばくない。そうだ、そのグラブの人達あつめて。」

「了解。そうだ、私1人じゃ無理だからあれも誘ってよ。」

「あれって、だれよ。」

「真中海よ。」

「えっ海も誘うの?」

「そうよ。早く誘ってきて。」

「無理だよ~、てか、そんなに仲良くないから、」

「嘘つき。デートしたくせに。」

「あれは、気分転換。」

「あっそ。でも、もし真中海と一緒に歩いてるところ見られたら終わりだったね。」

「本当だよ。でっ無理だから。」

「えっおねがい。ね~え~真中海誘ってよ。」

「いやだ。」

「まな~かかい、まな~かかい」

うっうるさいし。

誰かに聞かれたらどうするのよ。

「ね~なんで俺の名前読んでんの?なんかよう?」

うわっ本当にいたし。

しかも、本人。

「あっ真中海。ね~え~あのさ、ちょっと手伝ってほしいんだけど」