青空ホイッスル


刻々と時間が進み、カラオケをしたりして楽しんでたら、大輔くんが急にいいだした。

「なあ~そろそろ盛り上がってきたし、王様ゲームでもしない?」

「いいね~大輔ナイスアイデア。」

「じゃあやろうか。」

王様ゲームか。

あたし初めてかも。


「よし。作ったよ、じゃあみんなでいっせいにひこう。」

「「せーの」」

私は…二番だ。

「王様だあれ?」

「あっ俺。」

「なんだ~。渚かよ。」

「じゃあ、三番が五番の膝に座る。」

「あっおれ、三番。」

「わたし、五番。」

最初は、大輔くんとかなちゃんだった。


かなちゃん、顔真っ赤。

二人は、最初のいいなりをやり、何回も王様ゲームをやったところで、次ので最後になった。

「「王様だあれ?」」

「あっ私。」

次の王様は、結子ちゃんだった。

ちなみに私は、五番。

「じゃ~あ、五番と一番が一緒に帰る。」

げっっ私だ。

一番は誰だろう 。

「私、五番。」

「俺、一番。」

「あっ有利くんだ。」

男か…

まあ、王様のいいなりだし、しょうがないか。

「じゃあ、今日はお開きで、二人とも、ちゃんと帰るんだぞ。」

「ああわかってる。」

「じゃあ、バイバイ。」

「うんバイバイ。」

私達は、別れ、有利くんと帰ることになった。

「…」

てか、沈黙。

なにしゃべったらいいのかわからない。

「ね「おい、家どこだ?」

「あ、そこ、曲がってまっすぐいったところ。」