青空ホイッスル



「おめでとうございます。いつまでも応援しています、」

「ありがとう。」




もうすぐ、順番がくる。

隣の海は、ウキウキしているし、私は会いたくないし。

あっそうだ。

眼鏡かけよ。

「おい。何で眼鏡かけてるんだよ。」

「ベツニいいでしょ。」

「あっそ。」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「おめでとうございます。」

「ありがとう」

「おめでとうございます。」

「ありがとう」

次だ。


来ちゃった。

やっと再会できたと思うと嬉しいような、悲しいような感じがする。

「おい。順番がきたぞ。」

「あっうん。」

「おめでとうございます。宮前選手の走り方好きです、これからも応援しています。」

「ありがとう。君みたいな、かっこいい子がファンで嬉しいよ。あっ隣にいるのは、彼女かな?」

はっあたし。

「あ、はい。彼女になる予定です。」

なに彼女になる予定とか
私海のことすきじゃないし。

「そうなんだ(笑)彼女、眼鏡外したほうが可愛いのに。」

「そうだよ。菜々子。眼鏡外したほうが可愛いからはずせよ。」


外したら、こうかいしても、知らない…


「はい。外した。」