「…なこな、なこ、菜々子。おきてよ。菜々子」

「うーん、遥?」

「起きろ!!!」

「きゃ!ごめんなさい。」

「は~やっと起きた。」

「えっあっごめん。真中海。」

「早く帰るぞ。」

「うん」

私は起きて、帰ることにした。

てか何だったんだろう?あの夢?

あ~気にしないようにしよう。

そうだ!遥の事忘れればいいんだ。

「ね~真中海、明日どっか行かない?」

「…」

「ね~聞いてる?」

「…かい」

「へ?かい?」

「海って読んで」

「あ~わかった。」

てか、そんな知り合いでもないのに呼ぶ必要あるのか?


「でっ明日どっか行かない?」

「いいけど、てか俺達、そんなに仲良かったっけ?」

「いや、仲良くないけど。なんとなく。」

「そっ、でどこ行く?」

「遊園地」

「はっ?遊園地?」

「うん。楽しそう出し。」

「えっ遊園地かよ。サッカーの試合見に行かね。」

「嫌だ。」


「いいだろ、明日、有名な人の試合やるんだよ、」

「誰の試合?」


「宮前遥。」

「みっ宮前遥」

「あ~この前外国からもどって来たんだよ。凄いよな。宮前選手って俺達の1つ上なのにもう外国いってさ。俺も外国行くのが夢なんだ。」

「ふ~んがんばって。」

「おう。」


「で。明日どうする?」

「試合でいいか?」

「うん…いいよ。」


「何時にする?」

う~ん、どうしようかな?