「まーなーかーくーん~頑張って☆」

キャーキャーうるさいな…

相変わらず校庭には悲鳴が止まない。


未来は居ないし…

どーこ行ったんだろう?

私は女子たちの集まりのところを避けながら未来を探した。

はぁ~やっと抜け出せた。

あ~もう未来、どこに行ったんだか?


てか、今日も空が綺麗。

私は、すぐそばにあったベンチに座り空を見上げた。

は~きれいだな。

誰も居ないこの時間が好き。


コロコロコロ…

ボールが転がってきた。

「ね~君!そこのボールとって貰える?」

「あっはい!」

「ありがとう、君名前は?」

水上菜々子です。」

「水上さんか!俺真中海!よろしく」


あの人が真中海か~。

以外にかっこよかった。