菜々子side ピピピピピ~ピピピピピ~ 朝だ。 お気に入りの目覚ましで起きるのは気持ちい… カーテンをあけると雲一つない青空だった。 「いい天気…」 綺麗すぎて声に出してしまった。 その時「菜々子~ご飯よ」 母からの呼び出しだった 「はーい。今行く。」 私は適当に返事をして、着替えた。 私がリビングに行くと家族全員が集まってた。 母、父、兄、姉。 ごく普通の家庭だ。