生徒会長のおかげで何とか校門までたどり着く事ができた燐太。
波乱の初日を迎えた燐太はまるで水で戻されたワカメのように
ふにゃふにゃとしていて
疲れきっていた。


さて。
明日からどうなることやら


「…はぁぁぁ」


大きな溜め息をひとつついて
燐太は家へと向かった。