私は、その人の顔をみるなり勢いよく立ち上がり大きな声で、
美咲「あぁ゙ー!朝の」

沙李奈「何〜?知り合い」
私は、恥ずかしくなり席に座りながら、

美咲「朝、遅刻しそうだったから走って学校行ってたら自転車にぶつかっちゃって。その相手があの赤い髪の、えっと確か〜神崎…」と言っていると耳元で、

芯「神崎 芯でしょ〜。」

美咲「きゃあびっくり!した〜。」

アハハ(笑)とまたまた笑われてしまった。

芯「酷いなぁ〜美咲は、名前おぼえていてくれてるって思ってたのに。」

美咲「ゴメンなさい。てか、おぼえててくれたんだねッ。私の名前。」

芯「あったりまえ〜(笑)ちゃんと今度はおぼえててねぇ〜。」

美咲「はぁ〜イィ。なんて呼べばイィ?」
と私が聞くと

芯「別に呼び捨てでイィョ〜。俺も美咲って呼び捨てだし。(笑)」
と言ったときのニッて笑った顔がとても可愛く思えた。

美咲「OK〜、了解!!!」

と私達が話していると、

沙李奈「ちょっとそこのお二人サン、ほっとかないでくれますか」

美咲「ゴメンなさい。沙李姉〜。てかてか芯、気付かなかったけど、その隣に居る人誰〜?」
と私が質問すると、

芯「俺のダチで、名前が久保田 夾耶(くぼた きょうや)。」
と芯が説明してくれた後、

夾耶「はじめまして。久保田夾耶って言うんでヨロシク。」

美咲「ぅん、ヨロシクねッ。」
と言うと、芯が

芯「美咲の前に座ってる人誰?」
美咲「このこは、私の親友の橋本沙李奈。私は、沙李姉って呼んでるんだ。」
と説明すると芯が

芯「そうなんだ〜、じゃあ俺はサリーって呼ぶんでよろしくね。」

と私達はホームルーム中ずっとこんな感じで四人で話してて、とても意気投合しちゃったのです。(笑)