あの後、まだ風が冷たい海にいるのは風邪を引くと思い、私たちはまた来た道を帰った。






次の日、私が教室に入ると親友の神生優愛[カノウユア]が話し掛けてきた。




「おはよ〜♪」



『おはよっ♪』



優愛はスタイル抜群な美人さん。


私の憧れの存在。


でも、私は背が低いし美人でもないからいつも羨ましいと思うだけ。