Beautiful Butterfly

「やっ……」


か弱い声を上げて

頬を紅潮させる花音。


身をよじらせるようにして、僕の唇から逃げては

恥ずかしげに、長い睫毛が下を向く。



小動物のような、黒目の大きな花音の瞳が揺れるたびに

どうしようもない欲望に占領された僕の心が、ざわつきを抑えられなくなる。



「感じてるの?」


クスクスと笑いを含めて声をかければ


花音は拗ねたように唇を尖らせた。



「か、感じてなんか……ないもんっ…」



「嘘つき。もう体は僕を欲しがってるくせに。」


僕はフッとほほ笑み、そして強引に花音の赤い唇を塞いだ。