それにしても、社長は気が弱すぎだよぉ〜〜

次またロイスが会社に来たら、どう対応するつもりなんだろう……

私はこの会社が心底心配になってきた…… 私はあと三年後には、素敵な人と素敵な恋愛をして、寿退社を夢見てたのに、このままじゃ〜辞めるに辞めれなくなっちゃうじゃない……。


私が考え事をしていると、いつも春磨の奴が邪魔をしてくる……。


『お前、何変な顔して考え事してるんだ……！？ブサイクになるからやめとけ！！』


何なのこいつは……！！いつも私の事馬鹿にしてくるけど、一体何様のつもり！？でも、ブサイクになるからやめとけって事は、あいつは私の事ブサイクだって思ってないって事……！？

そんなはずはないよねｯ！！だいたいいつも馬鹿にしてくるんだし、よ〜〜〜し、今日こそは春磨にギャフンと言わせてやるんだから……。


『あのね、あんたにブサイク呼ばわりされるほど私は落ちこぼれてないの…… それに、私だってその気になれば、彼氏の一人や二人すぐできるんだから……！！』


『………。』


春磨が無言になった…… よし、これであいつにギャフンと言わせてやれたと私は思っていたのに、全然意味がなかった。


『へぇ〜〜、お前凄い自信だな…… ま、俺には関係ないけど……。』


関係ないなら、いちいち私に構うなっちゅ〜〜の！！