究極の選択…… 《あいつとあの人、私はどっちを選ぶ!?》

『お前急に酔いが冷めるなんてすごいなッ!!俺はただ、会社に来たロイスの事でお前と話しがしたかっただけだ!!せっかく出向いてやったって言うのに、お前が家にいないから、またわざわざ出直してきてやったんだぞッ。』


出直してきてやったって、この上から目線が腹立つんだよね〜〜。


『それにしても、なんで私の鍵が携帯についてるなんてわかったのッ!?』


春磨は急に焦りだした……


『そ、それはたまたまお前が会社で携帯を見てた時、鍵がついてるのが見えただけだよッ!!』


見えただけって、私は会社でめったに携帯なんか見ないのに、春磨の奴嘘ついてる……

て事は…………

春磨は私の事をずっと見てた……… そ、そんなわけないよねッ!!私も何故か動揺してしまった………


『そ、そ、そんな事はもう〜いいけど、ロイスの話しって一体何よッ!?』


『アイツさ、プロジェクトって言ってるけど、本当はあの奇跡のプリンを自分だけの物にしようとしてるんじゃないかって思うんだよ………。』


奇跡のプリンを自分だけの物にする………!?

ありえるかもしれない。