究極の選択…… 《あいつとあの人、私はどっちを選ぶ!?》

『里緒菜、家に着いたよッ!!一人で帰れる……!?また明日会社でねッ。』


『うん、バイバ〜〜イ……。』


私は奈津美を見送ると、急に気持ち悪くなり、家までダッシュして帰った……

『ウェ…… ハァ、ハァ、今日は飲みすぎたなぁ〜〜。』


私は鞄の中から鍵を取り出そうとしたけど、体がフラついてしまってうまく取り出せない……


『あれッ、鍵、鍵、鍵はどこ〜〜!?』


『おいッ!!しっかりしろよ…… お前の鍵は何故か知らないけど、いつも携帯についてるだろ。』


『あ、そうそう…… 携帯ストラップと一緒にって、春磨??なんであんたがここにいるの!?』


私は一気に酔いが冷めてしまったみたいだった……