究極の選択…… 《あいつとあの人、私はどっちを選ぶ!?》

『里緒菜ってさ〜〜、昔から鈍感だからなぁ〜〜!!入社した時だって、あんたに好意がある男社員が二人もいたのに、全然気付いてあげなかったでしょ…… だから里緒菜はいつも恋愛するチャンスを逃しちゃってるんだよッ!!』


気付いてあげなかったでしょって言われても、全く身に覚えがないんですけど………


『私の事を好きだって言ってくれる男なんて、いるはずがないんだから〜〜!!どうせ私は、冴えない女なのッ。』


私はだいぶ酔っ払ってるせいなのか、かなりマイナス思考になっていた……


そんな時奈津美は、私を励まそうとしてくれたのか、こんな事を言ってきた。