愛しき人

「あーあー。課長があやまってるよ・・・・
 あの、毒舌課長も美咲ちゃんには頭が上がらないってことかね・・・
 しかも、美咲ちゃん、課長のこと。としやって言ってるし・・・・
 まあ、夫婦だから、そう呼んでても不思議じゃないけど・・・
 でも・・・やっぱり、課長は課長って感じだよね・・・・・」

みんなから、こそこそ言われていたのに気が付いていたけど・・・
『何か、みんなに言うことはないの?』

「あー。分ったよ。」

『はい。ではきちんと言ってくださいね。』


・・・・・・

「お前ら・・・聞いてくれ・・・・
今日で、オレはこの部署から移動して、このビルの最上階に席を移す。
もちろん、何かあったら、いつ来てもらっても構わない。オレで出来る事はいくらでもフォローする。
 そのかわり、オレが出来ない、こいつの職場でのフォローをみんなに頼みたい。すまんが宜しく頼む・・・ペコリ」

『よくできました・・・』

「課長が、頭下げてるよ。新課長が言っていた「あいつは溺愛してる」は本当だったんだね・・・・そこまで課長に愛されている美咲ちゃんがうらやましいよ・・・」



色々とあった飲み会だったけど・・・・・
 
俊哉が私を溺愛している・・・ということをみんなにお知らせした飲み会

となった・・・





そして、翌週、課長は課長じゃなく専務として出勤をした・・・


 ・・・・・・・・end・・・・・・・・