愛しき人

『おはようございます』

「おはよう。今日で課長最後だね・・・」

『そうですね。』

「なんか、この頃、課長の毒舌聞いていないから、仕事している感じじゃなくって・・・」

『エリ先輩、それってやばいですよ。  なんかMぽい・・・』

「やだぁー。美咲ちゃん。でも、課長と離れるのはさみしいわね・・・」

『そうですね。』

「なんか、後輩にも先越されちゃったし、結婚したいなー」

『エリ先輩、彼氏いるじゃないですか・・・』

「あれは、駄目よ。年下だし・・・結婚相手ではないわね。しかも、別れたし・・・」

『うっそ。』

「本当よ。まあ、結婚相手は、課長みないな年齢の人がいいな・・・」

『そうですね。でも課長はあげませんよ。』

「大丈夫よ。課長の相手できるの、みさきちゃんくらいだもの・・・
まあ、言うなら、猛獣使いってとこかな?」

『エリ先輩・・・ひどいです・・・』



「誰が、猛獣だって・・・」

「課長。おはようございます。聞いてたんですか?人が悪い・・・」

「聞いていたんじゃなくて、聞こえたんだ。馬鹿言うな・・・」

「そうですか。でも、課長の相手できるの、美咲ちゃんくらいですよ」

「まあな。  美咲・・・コーヒー」

『はい。課長・・・』



いつもと変わらないのに、今日で最後・・・

やっぱり、さみしい・・・

明日から、高橋課長は鳴海専務となる。

そう、経営者として・・・・