「んと…急に呼び出して悪いな…。」


そっぽ向き頭をポリポリかきつつ貴方がチラッと此方を見て呟く。


「あのさ…なんつーか…俺のになれっつーか…、いや、別にそんなんじゃ…。」

困ったように貴方は眉寄せ。

突然キュッと抱きすくめられて、

「お前のこと好きだし…。」


ポツリと耳元で呟けば強く抱きしめられ。

赤くなった貴方の耳見えて。