二時限目は移動教室か…。 朝からなんとなく高梨と口を聞いていない…。 席は変わってもらって隣にいるものの なんか避けてしまう。 高梨も何も聞いてこないし…。 移動もきっとあいつらと…. なんて思ったのも束の間 「おい、久野ー。早く行くぞー」 「え゙ぇっ」 なにも気にしてないように、高梨は 話しかけてきた。 「あ、愛奈、高梨くんと行くの?」 「ならあたしたち先に行ってるね」 え! ちょっと待っ!