「マジだよ。彼女になるのかならないのか早く答えろ。」


それになんでそんな
俺様なのー!


「ちっちっちょっと待ってよ!
まず、こんなノリでの告白信じられ……っ!」


そこまで言うと、高梨はあたしのことをぎゅっと抱き締めてきた。

そのハグは、昨日の夜
みたいな優しいハグじゃなくて。


逃げる隙を与えないような力強いハグ。


「これなら…信じられる?」

「……はぁ…はぁ…」


なんか、息が上がっちゃう…。

緊張と驚きと。



愛しいって気持ちと。