「んじゃ、こっち」 そう手を引かれて向かった先は 非常階段? 「ここって」 「いいとこだべ?」 体育館の非常階段を上まで登ると、小さなスペースがあった。 確かに屋根が日陰になってくれてるし虫も来ない。 それプラス風通しもいい! 「最高じゃないか!」 「だろだろ」 鼻を高くして笑う高梨が少しムカついた。